学校法人 東筑紫学園 東筑紫短期大学



プロが語る/先輩からあなたへの伝言

大切なのは 人の生活を豊かにしたいと思う心。
求められるのは 社会の役に立つ確かな技術。

〜私のアドバイス〜
 
自分の手を動かしながらのモノづくりの体験が、 デザインを考えるときに生かされている気がします。
株式会社リンク勤務・デザイナー
S. K
平成14年 生活文化学科卒業
(山口・下関南高校出身)
私はイベントなどの企画制作会社に勤務し、パンフレットやポスター、そしてWeb上のホームページの制作などを担当しています。 こうしたデザインの仕事は学生時代から憧れていたので、やりがいがあります。 もちろん、短大で教わったコンピュータに関する技術は現在の仕事に生かされていますが、役に立っているのはそれだけではありません。 伝統的な染色デザインや日本刺繍を体験できたことが良かったと思っています。 実際に自分の手を動かしながら作品を考えたり作ったりしたことが、仕事でデザインを生み出すときに生かされているような気がしますね。 コンピュータを使ったデザインだからといって、コンピュータのことだけがわかっていても通用しないんです。 一番大切なのは創造力ですから。 後輩の皆さんも、いろんなコンサートに出かけたり、街で買い物したりしながら自分のセンスを磨いてください。 ムダになるものは何もありません。 私の会社では月に1回自然に触れる畑作業を体験する日があって、そうしたユニークな経験も知らないうちに自分のデザインに生かされているんだと思います。
 
検定試験は自分のためのもの。
そう考えると、勉強は楽しくなり、将来に役立つ技術が自然に身につきます。
みずほビジネスサービス(株)勤務
事務職
H. O
平成15年 生活文化学科卒業
(小倉東高校出身)
私が担当している仕事は、同じビルの一階にあるみずほ銀行の事務処理です。 さまざまな伝票類や手形などを扱っていますが、仕事の中では時間配分に気を使っています。 必ずその日に終わらせなければいけない事務処理が毎日のようにありますから、できるだけ効率的に仕事を進めなくてはいけないんです。 ベテランの社員の方と比べると、経験が浅い私はまだまだスピードが遅いので、もっと速くしかもミスのない正確な仕事ができるようになること。 それが、いまの私の目標です。
東筑紫ではコンピュータをしっかり学ぶことができ、その経験が現在の仕事に役立っています。 仕事ではデータの入力だけでなく、Excelを使った表の作成やWordで文書を書くこともあるんですが、短大時代に検定試験に向けて勉強していく中で、そうしたソフトを使いこなせる技術が自然に身についていたので戸惑うこともありませんでした。 当時は自分のための検定だと思っていましたから検定の勉強はすごく楽しくて、卒業までに数多くの資格を取ることができました。


散歩中はいつも子どもたちと一緒に短大で教わった唄を歌っているんですよ。
清心保育園勤務・保育士
K. H
平成14年 保育学科卒業
(豊北高校出身)
正直言って、昔は泣いている子どもが嫌いでした。 高校時代に保育園に遊びに行ったとき、保育士の先生に「どうして子どもはよく泣くの?」って聞いたら、「みんな、それぞれに泣く理由がある」と言われて、それからですね、子どもに興味を持つようになったのは。 そして東筑紫の授業で発達心理学などを専門的に学んで、子どもの泣く理由や気持ちが少しずつわかるようになり、保育士の仕事に魅力を感じるようになりました。
私は歌が大好きなので、短大時代に教わったわらべ唄や手遊び唄を教えてあげると、子どもたちはすぐに覚えて口ずさんでくれるんですよ。 みんなで一緒に歌いながら散歩したりするのが楽しいですね。 でも、何気なく自分がやったこと、言ったことを子どもはすぐに真似しますから、ときどき子どもたちを見て自分の行動や言葉遣いを反省することもあります。 悩んだときは、同じ仕事をしている短大時代からの友人に電話したり。 いろんな相談や保育の情報交換ができるたくさんの友人が、私の大きな支えになっているんです。
 
保育の実践的な技術と同じくらい大切なのが、一人の社会人としての人間性なんです。
わしみね幼稚園勤務・幼稚園教諭
S. M
平成15年 保育学科卒業
(大津高校出身)
東筑紫では保育の実践的な勉強だけじゃなく、先生方に人間性についても厳しく指導してもらいました。 学生のときは服装や化粧のことまで注意されるのに反発することもありましたが、いま社会人として働くようになって、先生のおっしゃっていたことがよくわかりますね。 言葉遣いや身だしなみ、連絡事項を忘れないとか、細かなことの大切さを教えてもらえたのが良かったと思っています。
現在は3〜4歳の年少組を担当していて、初めて子どもを幼稚園に通わせるお母さんが多いので、できるだけ幼稚園での子どもたちの様子を保護者の方に伝えるように心掛けています。 お迎えに来られたときやバスで子どもたちを送るときには、「今日はこんな遊びをしていました」とか。 働き始めると、どうしても忙しくなりますから、学生のときは子どもたちを集中させる手遊びや唄遊びをたくさん覚えてほしいですね。 そして、学校以外でも子どもたちと関わる経験を積んでください。 私はボランティアで子どもたちと遊んだりキャンプに参加したりして、いろんなことを学ぶことができました。


入院されている方の楽しみである毎日の食事。
喜んでいただくための工夫で頭がいっぱいです。
みちおかレディースクリニック勤務
栄養士
S. T
平成15年 食物栄養学科卒業
(東筑紫学園高校出身)
産婦人科のこのクリニックに入院されている方は、毎日の食事を楽しみにされていますし、出産後はしばらく外食もできませんから、私たちは病院の食事というよりも一般のレストランのような食事の楽しさを感じていただきたいと考えています。 毎日お出しする料理は、家庭ではなかなか作れない和食や洋食など手のこんだコース料理です。 私はもともと調理そのものが好きでしたが、学生時代に調理の基本をしっかり教わっていて良かったと思います。 調理の技術と栄養などに関する専門知識が、現在の仕事に生かされているんですよ。
食事される方一人ひとりに満足していただく料理は難しいけれど、とてもやりがいがあります。 おいしさだけでなく、それぞれの料理に合ったお皿を選んだり、盛り付けの色のバランスを考えたり、食事を楽しんでいただくための工夫が欠かせません。 最近、休日にレストランなどで食事をするときは、使っている食器類や盛り付けが気になるようになりました。 スーパーで買い物しているときも、季節を感じさせる旬の食材に敏感になった気がします。
 
栄養士から医療事務へ。 やりたい仕事は変わっても、充実感のある仕事と出会うことができました。
やまみち眼科クリニック勤務
医療事務
H. M
平成15年 食物栄養学科卒業
(北筑高校出身)
栄養士になりたくて食物栄養学科に入学した私は、医療事務の授業を受けているうちに、そちらの方に興味が湧いてきて、実際に患者さんと接する病院での実習を経験した後は、医療事務へ進もうと決めました。 このクリニックには、子どもたちからお年寄りの方まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。 患者さんにリラックスしていただく雰囲気づくりを心掛けているクリニックなので、私も待ち時間の間に声をかけてお話をするようにしていますが、まだ緊張してしまったり…。 でも、ときには顔なじみになった患者さんからお菓子をいただいたりすることもあって、そんなときはとっても嬉しいですね。
レセプト(診療報酬請求書)作成は、学生時代にパソコン検定の勉強でパソコンの操作に慣れていたのが役立っています。 それと、病院での実習もいい経験でした。 保険の制度や仕組みなど授業で習ったいろんなことが、医療の現場で具体的にどのような形で医療事務の仕事とつながっているのかを自分で体験しながら理解することができましたから。



最終更新日:2003年11月12日